1つの精子が卵子に辿りつく確率は 1/20億〜30億

私達はは奇跡の確率で生まれてきた

 

この世で一番の奇跡は自分なのです！

 

 

ボクが一番好きな詩です。

オグ・マンディノー「この世で一番の奇跡」（PHP文庫）より

 

あなたの目

 

あなたはすばらしい恵みを授けられているのです。

あなたの目をごらんなさい。

目があるゆえに、

あなたは昇ったり沈んだりする

太陽を見ることができます・・・・・。

 

私があなたの目につけた何億という感覚の受容器が、

美しい緑の葉や純白の雪を見ることを可能にしているのです。

 

静かな池のたたずまい、

悠々と空を飛ぶ鷲、

はしゃぎまわる子供たち、

夜空を照らす星を見られるのも目のおかげです。

その恵みに感謝しなさい。

 

 

あなたの耳

 

あなたのもっている耳。

それはなんと見事な道具でしょう。

それがあるゆえに、

赤ん坊の笑い声も泣き声も聞くことができます。

 

あなたのそれぞれの耳に、

私が組み込んだ２万４千本の神経線維が木々のそよぎ、

岩にあたって砕ける潮の音、

荘厳なオペラ、コマドリの訴え、子供たちの遊ぶ声・・・・、

そして、あなたを愛していますという言葉に

反応してふるえるのです。

その恵みに感謝しなさい。

 

 

あなたの唇

あなたの唇、それはつばを吐くためだけのものではありません。

唇があるゆえに、あなたは話すことができます・・・・・。

 

私が生み出したほかの生物はできませんが、

あなたの言葉は、怒りを鎮め

意気消沈した人を元気にし、

仕事を投げ出した人を激励し、

不幸な人を楽しませ、

孤独な人を癒し、

褒める価値のある人を褒め、

敗北した人を励まし、無知の人に教え・・・・・、

 

あなたを愛していますと言うことができます。

その恵みに感謝しなさい。

 

 

あなたの骨格・神経

あなたは風や周囲のものにいじめられるまま、

小さな一点に縛りつけられている木ではありません。

 

背伸びをし、走り、踊り、働くことができるのです。

というのも、

私があなたに設計して組み込んだ５００の筋肉、

２００の骨、 １１キロもの神経繊維が、

あなたの命ずるままに、協調して働くからです。

その恵みに感謝しなさい。

 

あなたの心臓

あなたの心臓は脈打っています。

胸に触れて、 日夜、脈打つそのリズムを感じてみなさい。

眠っているときも、目覚めているときも、

毎年毎年、３,６００万回の脈を打ち、

静脈や動脈や血管の中に大量の血液を送り出しているのです・・・・。

毎年、２７０万リットル以上の血液を送り出しているのです。

 

人間は決してそのような機械を作りませんでした。

その恵みに感謝しなさい。

 

 

あなたの皮膚

あなたの柔らかい皮膚をごらんなさい。

それは驚くべき創造の産物であり、

石鹸とオイルとブラシで世話をし、

気づかってやるだけでいいのです。

 

すべての鋼鉄は時がたてば色あせて錆びつきますが、

あなたの皮膚はそうではありません。

最強の金属さえ、使えばやがてすりきれますが、

私があなたの周囲にこしらえた皮膚はそうではありません。

 

年老いた人間が若い人たちに取って代わられるように、

皮膚も絶えず古い細胞を新しい細胞に取って代わらせ、

新しくなるのです。

 

その恵みに感謝しなさい。

 

あなたの肺

深々と呼吸をしてごらんなさい。

すがすがしい生命の息吹が体内に入ってくるのがわかるでしょう。 肺という命の窓がそれを可能にしているのです。

 

あなたの命の窓は、

あなた自身がつくりだした最悪の環境のなかでさえ、

あなたを支えています。

６億もの肉のポッケトを通してあなたを生かす酸素を濾過する一方で、

ガス状の労廃物を体から排出させているのです。

その恵みに感謝しなさい。

 

あなたの血液

あなたの全身には温かな血液が流れています。

あなたの５リットルの血液のなかには、

２２兆もの血液細胞が含まれており、

それぞれの細胞には、数百万の分子が含まれています。

 

さらに各分子のなかには、毎秒、１千万回以上の速さで振動している原子があります。

毎秒、２百万以上の血液細胞が死んで、

新しい細胞に取って代わられるということが、

あなたの誕生以来続いているのです。

体の中が常にそうだったように、 あなたも今、生まれ変わろうとしています。

 

その恵みに感謝しなさい。

 

あなたの脳

 

あなたの脳、それは宇宙でもっとも複雑な構造物です。

私は知っています。

おおよそ １,３００グラムの脳のなかには、

１３０億もの神経線維が入っています。

これは地球上の人口のほぼ２倍にあたります。

 

あなたが誕生以来体験したあらゆる知覚、音、味、匂い、行動をしまいこんでおくのを助けるために、

私は、あなたの細胞の中に数えきれないほどの分子を埋めこみました。

あなたの人生で起きたすべての出来事がそこにあり、

思い出されるのを待っています。

また、脳が体を制御するのを助けるために、

あなたの体じゅうに、

４００万の痛みを感じる探知器、

５０万の触感の探知器、

２０万以上もの温度を感じる探知器をちりばめておきました。

 

いかなる国の金塊もあなたほど完璧に守られていることはないでしょう。

 

あなたはかけがえのない絶対的な存在 人類の歴史が始まって以来、 この惑星の上を歩いたことのある ７００億人の人間のなかに、 あなたと全く同一人物は誰もいないのです。

 

崇高なる愛の瞬間、あなたの父親から数にして４億以上のおびただしい愛の種子が流れ出しました。

 

あなたの母親の胎内を泳いでいる途中、そのすべてがあきらめて死んでいったのです。

 

たった１つ、あなたを除いてすべてが。

 

あなただけが母胎の温かさのなかで辛抱し、

あなたのかたわれであるたった１つの細胞を探しもとめたのです。

 

その細胞はとても小さいので、

子宮を満たすために２００万個の細胞が必要でした。

 

そして２つの細胞は奇跡の融合をとげたのです。

 

２つの細胞のそれぞれは２３対の染色体をふくみ、

各染色体のなかには、何百という遺伝子が含まれています。

 

それらの遺伝子があなたの瞳の色や魅力的な物腰から脳の大きさにいたるまで, あなたの特徴のすべてを司（つかさど）るのです。

 

４億もの精子と、各染色体の何百もの遺伝子を組みあわせれば、 ３００兆もの異なった人間を生み出すことが可能です。

 

世界で、そして永遠に、たった一人しかいない、かけがえのないあなたです。

 

心や言動、動きや容貌や行動において、これまで生きていた誰とも、 今、生きている誰とも、これから生まれてくる誰とも同じでない性質を備えた値段のつけようのない宝物。

 

あなたはかけがえのない存在なのです。

 

～～～

 

すでに、私達は、天体、空気、水、体など「ありがたいこと」だらけだった。

すでに、私達は、必要なものを全部頂いてます。

ありがたいことですね

 

『人間は「有り難いだ」と思う心が起ったならば、

既に大神様の愛を波長の感じとったと同様である』