2021.09.21
人がなぜ離れていくか
ためになる話
人を惹きつける人間力:新しい人格を創る ボブ コンクリン (著)
おススメの本です。
そのボブ・コンクリン氏が『人がなぜ離れていくか』という興味深い実験をを行っています。
それによると、店からお客様が離れる原因は、
「お客様の引越しや死亡」が4%
「友人に勧められて店を変えた」が5%
「店同士の競争に煽(あお)られて」が9%
「商品に対する不満」が14%、
そして実に残り68%が
「店の店員の冷淡な客あしらい」
が原因だったというのです。
さらに、この冷淡なあしらいの具体的な内容について見ると、
トップは「微笑まない」
2番目は「ありがとうを言わない」
3番目が「つっけんどんな応対」 だったということです。
そこである店がスマイルキャンペーンをしたところ、た
ちどころにの20%の売上増になったということです。
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店からお客が離れる原因の68%が、「冷淡な客あしらい」だったという。
これは、何も、お店での対応だけではないんです。
たとえば、会社もZOOMも家庭も笑顔がない、
冷淡な態度はどんどん人がなぜ離れていく
「木で鼻を括(くく)ったような」対応をされると誰もがテンションが下がり、嫌になる。冷水を浴びせられたように、一気に気持ちが萎(な)えてしまう。
この反対が、
「和顔愛語(わげんあいご)」。
良寛和尚が好んで使った言葉です。
和顔愛語とは、和(なご)やかな笑顔と、
愛のあるやさしい言葉のこと。
良寛和尚は、私は貧しくて何も人にさし上げるものはない。
だから、口から出る言葉はすべて「愛語」であるように、と心掛けたという。
あなたの周りに和顔愛語な人がいませんか?
リアルもネットもSNSでもいつも周りに人が寄ってきて、
いつもニコニコでマイナスなことを言わず、
毎日が充実しているように見える人
ボクもリアルで10人くらいいますが、
全員100%それぞれの道の成功者です。
「和顔愛語」を発している人のまわりには、
人が集まるのです。強運な人達です
「笑顔なく不機嫌で冷たい言葉」を発している人からは、人は離れていく。
一緒にいても楽しくないからです。
ところで、遺伝子研究に取り組んでいる(故)村上和雄筑波大学名誉教授が面白い実験をしたのです。
漫才を聞いて大いに笑った後で血糖値を測定したところ、血糖値が驚くほど落ちたのです。
また、笑いは、脳細胞に新鮮な血液を送り込み、脳卒中も予防する効果があるのです。
その笑いが今一番不足しているのが家族や職場かもしれません。
村上教授は、「笑いは、遺伝子をオンにして人々を元気にする」と言います。
122歳まで生きて世界最高齢と言われたフランスのカルマン夫人が、
「元氣で長生きするには、
まず退屈しないこと。
それから笑うことが大切だ」 と言っています。
笑いなさい笑おうよ
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